コムテックは、各地で様々なプロジェクトに参加していますが、近年では、<地域ビジョン>を中心に<地域デザイン>、<地域モビリティ>、<地域リノベーション>の4つの領域に収束しつつあります。
詳しくは≪業務概要≫ページをご覧ください。
地域ビジョン
地域が進むべき将来の方向/グランドデザインを定める基本的な領域であり、コムテックの重要な展開分野です。コムテックでは基礎的単位となる都市(市町村)を中心に、構成するコミュニティ(地区)との関係を重視した計画づくりを進めてきました。
今後は<コンパクトシティ+ネットワーク>の実現に向けた取り組みや、<ユニバーサルビレッジ>で示される<生活の質><環境の質>の2つの側面を併せ持った地域の将来像を希求することにより、今後の<地域ビジョン>を提案していきます。
地域デザイン
地域デザインは、地域ビジョンのもとで、具体的な事業展開を実施する際に中核となる分野で、フィジカルデザイン/コミュニティデザイン/事業スキーム/エリアマネジメント等を束ね、総合的な視点からの取り組みを図っています。
コムテックでは、都市における交通と交流の重要な拠点である<駅>に関わる多くの業務に積極的に取り組んできましたが、今後、コンパクトシティの実現に向け<沿線まちづくり>が指向されるなかで、ニーズや新しい技術をとらえ、地域の特性や実情に即した<駅・まちづくり>を進めていきます。
地域モビリティ
コムテックは<地域モビリティ>に、従来の<交通>では捉えきれない2つの視点を込めています。その2つの視点とは、<システムデザイン>と<スペースデザイン>で、交通を支えるしくみが<情報化>によって大きな変化をもたらしている現実を現しています。
コムテックは、このような視点のもと、自由で楽しく快適な移動を支える地域モビリティの実現を目指します。
地域リノベーション
コムテックでは、今後予想される人口減少の下で、多様な価値観の共存と新たなニーズへの対応が一層求められる状況においては、<地域をリノベーションする>という視点、すなわち、地域特性を活かした付加価値による魅力づくりを展開していく必要があると考えます。また、地縁的コミュニティが薄れるなか、それぞれの趣味や活動等を通じたテーマ型まちづくりの可能性にも注目しています。特に、2020年の東京オリンピックを控え関心が高まる、スポーツや観光をテーマとしたまちづくりに取り組んで参ります。